R4.7.27 ごみ処理施設見学①(可燃ごみ)
【文=学生ライター:S.Y】
【補足=ろいっこ:杉井弥生】
【写真=ろいっこ:杉井弥生、ママさんカメラマン:川畑久美子】
今回は、夏休み環境講座シリーズ「Ecoっこ」のシリーズとして中遠クリーンセンター様へ施設見学にてお邪魔しました。
13名の子どもたちと、5名のお母さんたちが参加していただきました。ありがとうございました。
まずは、大庭局長からのお話がありました。
終始、優しい口調でお話をしていただきました。
印象に残ったのは、3つのお願いのお話です。
①ポイ捨てをしないでください
②ごみの分別をしましょう
③おうちに帰ったら今日学んだ事を家族で話しましょう
どれも大切な事です。自分が守れているか確認して、学んだ事は周囲に広げる活動が環境問題への第一歩かもしれません。
次に、施設の方から、中遠クリーンセンターのごみ処理はどう行なっているかについてのご説明がありました。皆様、適宜メモを取ったりし、真剣に学んでいました(写真1)。
図表やムービー、サンプル等(写真2)を使っていただき、非常にわかりやすかったです。
ごみ処理方法について、図表1の図を使い1過程ずつ丁寧に、ご説明していただきました。
ごみ処理において発生するスラグやメタルの再資源化、ダイオキシン類の徹底した対策、熱エネルギーの再利用等の環境に優しい仕組みを学びました。
最後に、先ほど学んだごみ処理の過程を実際に見学させていただきました。
特に、ごみピットにてクレーンがゴミを持ち上げる様子を見る時、その迫力に参加者の方は大興奮でした(写真3)。
補足①:
【ママさんカメラマン:川畑久美子】さんよりご提供いただいた写真
施設見学を受け入れていただいた中遠クリーンセンターの皆様、ありがとうございました。
大量のごみを見て、局長の3つのお願いを守り、少しでもごみを減らしていく事が必要だと強く感じました。
子どもたちも良い学びになったと思います。
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補足②
見学の最後に、環境学習室もご紹介いただきました。ここでは、資源ごみの分別や、ごみとして捨てられそうだったものをリユース(再使用)する活動なども学べます。最近、不用品取引などの地域情報サイトを運営する(株)ジモティーと連携したリユース事業も始まったようです。
<ジモティ―との協定について>
あなたの静岡新聞(2022年8月10日)
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1086618.html
袋井市役所:地域情報サイトを活用した粗大ごみの削減について
https://www.city.fukuroi.shizuoka.jp/soshiki/31/9732.html
<ジモティ―の利用について>
ジモティ―>初めての方へ
https://jmty.jp/about/what_is_jmty
補足③
クリーンセンターから排出される「クリーンガス」の中には二酸化炭素が含まれています。二酸化炭素は森林が成長するのに必要だったり、必ずしも有害なものではありません。ただ近年、世界的に二酸化炭素の排出が多すぎるのが地球温暖化による異常気象の原因であると言われています。
日々の生活の中でごみを減らし、資源化できるごみは分別し、クリーンセンターに運ばれるごみの量を減らしたいですね。
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