R6.6.9 「どろんこ教室」で環境学習

【文=ろいっこSDGs:杉井弥生】
【映画『ごみが流出するメカニズム』予告編のスクリーンショット写真=River To Sea制作委員会様より許可をいただいて掲載】
【インドネシアの海の写真=ダイビングショップ「うみくじら」様よりご提供】
【インドネシアの海の動画からのスクリーンショット写真=同「うみくじら」様より許可をいただいて掲載】
【どろんこ教室様「環境学習」の様子の写真=どろんこ教室様よりご提供およびろいっこメンバー撮影】

袋井市内で活動されているどろんこ教室様の「防災キャンプ」のひとコマとして、環境講座をコーディネートさせていただきました。

まず初めにろいっこSDGsの活動紹介をしつつ、SDGsについてお話ししました。SDGsは「開発目標」であること、技術だけでなく社会の仕組みなどの開発も大切であることをお話ししました。



次に、私達が住んでいる袋井市近隣を流れる太田川の上流から海までを撮影して制作された映画『ごみが流出するメカニズム』(作:River To Sea制作委員会)を子供達に見ていただきました。地域の現状を知ることで、社会課題をより身近に自分事として考え、住みよい街をつくるために私達はどんなアクションをしたらよいか考えてくれることを願っています。

映画『ごみが流出するメカニズム』紹介動画:https://youtu.be/xE5OXXZETUs?si=QwE1jjzmur8B-8xW

(写真は『ごみが流出するメカニズム』予告編のスクリーンショットです。River To Sea制作委員会様より掲載許可をいただきました)

さらに、この日は袋井市内にあるダイビングショップ「うみくじら」の松本さんが来てくださり、最近インドネシアで見た海洋プラスチックごみの現状をお話ししてくださいました。美しい海の写真や動画を見せていただいた後で、海に浮かぶショッキングなごみの様子...美しい海を守りたい気持ちが高まりました。

でも一方で、これまでバナナの葉など自然物で包まれた食べ物を食べていた人達の生活に急にプラスチックが入り込み、何の悪気もなくペットボトルやプラスチック包装を投げ捨ててしまったのも仕方なかったのかも...と思いました。そのような状況を変えるためにも、教育や社会の仕組みの「開発」が必要なのだと思いました。

住宅地から離れたダイビングスポットにごみが落ちていることは稀だそうです。住宅地付近ではショッキングな量のごみが浮いていたそうです。

ろいっこSDGsでは、今年度「美しい地球を守りたい」という気持ちを込めて大きな地球儀作りに挑戦します。また、去年好評だったろいっこ「SDGs玉入れゲーム」もイベント等で行います。どろんこ教室の子供達に、地球儀づくりと、玉入れゲームの景品作り(新聞紙バッグ)を最後にお手伝いしていただきました。子供達はキャンプで疲れていただろうに、一生懸命手伝ってくれました。

どろんこ教室の皆さん、お疲れ様でした!
ありがとうございました!!

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