R6.7.26 「環境課題で自由研究」スタートアップ講座

【文=中山裕子】
【写真=川畑久美子、資料の写真=杉井弥生】

「環境講座で自由研究」の講師3名をお招きして、各講座の入門編として「スタートアップ講座」を開催しました。

参加した子たちはそれぞれの講座の紹介と実験・観察の実演を見た後で、「講座に興味を持った理由」や「実験・観察で注目したいこと」をワークシートに記入し、「その研究はどんな環境問題に関係しているか?」「その研究はどのようにして環境問題の解決につながる可能性があるか?」を考え、自由研究の考察をまとめました。

今年も静岡で40度を記録するほど命懸けの暑さとなりました。
どうしてこんなに地球が暑くなってしまったのでしょう?
それは、二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスが増え過ぎてしまったから。
このまま温室効果ガスが増えていくと、台風や集中豪雨が増えてしまいます。

では、二酸化炭素炭素はどこから出てくるでしょう?
ご飯を炊く時に空気中の二酸化炭素が増えるのはどっち?
a:マキを燃やして炊く b:ガスコンロで炊く

メタンガスはどこから出てくるでしょう?
牛のゲップにはメタンがいっぱい!
田んぼからもメタンが大量に発生!

メタンガスはエネルギーに変えて利用することができます!!
メタンガスを自分で作って、何に使えるか想像してみよう。

あなたの家では、どんなゴミを出していますか?
1人1日あたりどのくらいだと思いますか?
家庭から出るゴミは「一般ゴミ」と呼ばれ、各自治体で処理されます。
その量は全国で年間約4100万トン!日本人1人あたり1日約0.9kg。
そして、その大部分が焼却処分されます。

焼却されると重さはどうなると思いますか?
まず、予想して、理由まで考えます。

間違っても大丈夫
間違うことを楽しんで、楽しく知ろう
楽しく知ると脳ミソが喜びます(^^)

最後に、燃やす前の新聞紙を天秤の両側に載せて、片側の新聞紙を実際に目の前で燃やして実験を見せてくださいました。

結果がわかる瞬間は、ドキドキワクワク♡
参加したみんなが一点に注目
結果はどうなったでしょう???

近年、線状降水帯による大雨の被害が増えています。
袋井市や隣の磐田市でも河川が氾濫しました。


線状降水帯とはなに?
どのようにして線状降水帯はできるの?


夏休みの間、天気や気温、湿度を測ったり、雲の形を記録してみましょう。
さらに、雨量や気圧も測定して記録してみましょう。
講座ではペットボトルを使って、簡単な雨量計と気圧計を作ります。
実際に測定して調べてみて、雨の降る理由を考えてみましょう。


また、線状降水帯と普段の天気との違いは?
いざ線状降水帯が発生したときはどうする?
家、学校、通学路にいる時のそれぞれの避難行動も考えてみましょう。