R6.7.29と8.6 エコクッキングを開催しました

【文=杉井弥生】
【7月29日の写真=杉井弥生】
【8月6日の写真=川畑久美子】

7月29日(月)は月見の里学遊館にて、8月6日(火)は袋井西コミュニティセンターにて、「エコクッキング」を開催しました。参加者さんの中には去年も参加してくれたリピーターさんも多く、幼児(5歳以上)から中学生までの子供たちが楽しく参加してくれました。

このエコクッキングは袋井市役所の廃棄物対策課の職員さんが考えてくださった講座で、参加してくれた子供達は料理を楽しみながら食品ロスについて学び、考えました。メニュー作りや調理指導は”食推さん”(健康づくり食生活推進員さんとボランティアさん達)がお手伝いくださり、子供達はとても丁寧なサポートを受けながら料理を楽しんでいました。

袋井市では、(市の試算によると)1世帯4人の食品廃棄額は(なんと!)年間6万円ほどにもなるそうです。

子供達は市役所の職員さんから食品ロスについてしっかり学んだ後、いよいよ調理開始!

今年のメニューは「子メロンバーグ」(エコポイント:地産地消・小メロン使用)と「お茶がら蒸しパン」(エコポイント:お茶がらの使用)です。
袋井の特産品であるクラウンメロンは、品質向上のために生育段階で選別し、一本の苗にたった一個だけを残して他は間引きされます。「小メロンバーグ」は、間引きされ廃棄される運命にあった小メロンを生かしたメニューです。薄くスライスした小メロンの上にハンバーグをのせて蒸し焼きにして、お好みでチーズやケチャップをトッピングして食べました。


「お茶がら蒸しパン」も、ふだんは捨ててしまう食材を大切に活かした料理です。ドライフルーツを入れて蒸し器で蒸すと、お茶とフルーツの風味がマッチした美味しい蒸しパンが完成しました。

7月29日の講座にはNHK静岡の記者さんが来てくださり、講座の様子が翌日の静岡ニュースで放送されました!
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20240730/3030024790.html

料理を楽しみながら、食品ロスやごみについて考えることができたと思います。
私達の日々の生活が、地球の環境保全にまで繋がっていることを子供達に少しでも感じてもらえたら嬉しいです。