R5.7.28 化学で考える地球温暖化とエネルギー講座
【講座の紹介文・写真=杉井弥生】
【感想文=小学生ライター:新貝春陽】
7月28日(金)に高南コミュニセンターにて、市民環境ネットふくろい・エネルギー環境部会会長の楠清尚さんを講師にお迎えして、「化学で考える地球温暖化とエネルギー」講座を開催しました。
この講座のテーマの1つが「ものを燃やすと二酸化炭素が発生する」ということを化学的に捉えることだったことから、講座の冒頭には私(ろいっこSDGs代表:杉井)からの提案で「原子モデルカードゲーム」を楽しみました。このカードゲームは掛川にある(株)キャタラーが「理科キライをなくしたい!」との想いから開発したオリジナルカードゲームで、今では学校教材・教育玩具の製造・販売を行っている(株)アーテックから市販されていて、オンラインでも購入できます。
遊び方はシンプルで、元素記号を組み合わせ化学式を作り出し、得点を競うカードゲームなのですが、どのようにカードを集めればより高得点を得られるか作戦を考えながら、みんな真剣に取り組んでいました。
※今年の写真がないので、この写真は去年のろいっこ講座での様子です:
カードゲームを楽しんだ後は、地球温暖化の現状や、発電所の仕組みなどを学びました。そして、日本ではまだまだ石油由来の発電が多いことを学び、燃焼と二酸化炭素の発生について詳しく学びました。
(分子構造モデルを体験している様子は講座当日の写真がないため、準備のために事前に模擬講座した時の様子)
講座の最後には、今回学んだことなどを活かして自分たちに何ができるかを考えました。
参加してくれた小学生が講座の感想を書いてくれたのでご紹介します!!
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ぼくたちのくらしがゆたかになりつつあるこの地球は、げき的な地球温だん化というかんきょう問題に立ち向かっています。
原因は、地球を包んでいる大気中にふくまれる二酸化炭素(CO2)が、ごみやガスや石炭・石油などをもやすことによって増えすぎているためです。
そのためにぼくたちができることがあります。それは、自分で取り組む行動と、地いきや町で取り組む活動があります。
自分で取り組む行動はエコです。エコはエコロジーをやくした言葉で、例えば「節電をこころがける」など自分でできる行動があります。もう一つ、地いきや町で取り組む活動は協力です。協力したら自分1人ならできない行動を協力してやりとげることでみんなとささえ合い、地球温だん化をとめるための一つの行動になります。この一人一人の行動で未来がかわります。
地球温暖化はCO2が原因でそのCO2はこのままぞうかしていくいっぽうなのかもしれません。
でもエコと協力をくらしにプラスすることでぼくたちの未来はゆたかでここちよいくらしができるでしょう。
みなさんと協力してこの世界を美しい世界にしていきませんか。